下手の道具立て

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...... 2014年06月07日 の日記 ......
■ ひとりオシラ神とは限らず   [ NO. 2014060702-1 ]
ひとりオシラ神とは限らず、同じ神に対しても、地方により、時代により、その外貌なり、信仰なりに、変遷のある場合が少くない。これには誤解から来るものもあれば、混同から来るものもあるが、時代思想の変化に伴のうて、自然に変遷する場合がもっとも多い。試みに傍例を観察してみると、かの護国の神たる四天王が貞観年間山陰諸国に祭られた中に、ゴコクという名称から誤られて、伯耆の社村では今日五穀豊熟を護るの神として崇められているがごとき極端なものもある。
大黒天はもと戦闘神として、武装した恐ろしい容貌の神であったが、後には台所を司る神となり、これがためにお寺の細君を大黒と呼ぶようなことにまでなっておった。しかるにそれがさらに後世では、恵美須神とあい並んで財宝を守るの福神となり、容貌までもニコニコしたものと変ってしまった。しかも一方でその大黒天が、武家からは武神として崇敬せられた時代もあったのである。またその大黒とあい並んで、福神として商家に祭られる恵美須神も、かつては毘沙門天の垂迹とまで言われて、一方では武神として崇められたほどの勇猛神であり、また一方では漁業航海を護る神として、海人に祭らるる神であったが、これも後世では財宝を授くる神となり、商家では宅神として、大黒天とともにもっぱらこれを祭るようになっている。その他竈の神を祭る荒神棚に、木製の陽物を供える習慣の地方の多かったのも、これを道祖神の信仰と混同した結果であろうと思われる。

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