"仕事を探すのは大変なんだなと実感した経験が私にはあります。
大学を卒業した際の就職は比較的楽なものでした。
私が大学3,4年の当時は、ちょうどバブル経済の終わりの初め頃でした。
高望みしなければ、自分の希望する会社や職に就けた時代です。
しかし、そんな時代はそう長くは続くものではありません。
私はそのことに気づいていませんでした。
就職した会社を「面白くない、自分には合っていない」と言う理由で辞めてしまったのです。
時代はバブル経済が崩壊した後でした。
そんなこと私はまったく知りませんでした。
新しい仕事も決めないまま「仕事なんて簡単に見つかるだろう」という甘い考えで会社を飛び出たのです。
そして、すぐに私は自分の考えが甘かったことが判りました。
求人の倍率がどこもとても高かったのです。
ハローワークで私が良いと思った求人には既に何十人も応募者がいる状態でした。
その結果、私はその後、1年以上もの間、就職浪人生活を強いられることになりました。
今から思い返しても本当に辛い1年でした。
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